腹筋での便秘解消はシンプルイズベスト

日本人に一番多いといわれる、弛緩性便秘は腹筋を鍛えることで便秘を解消することができます。

この便秘のタイプは女性や中高年などの筋力に乏しい人がなる便秘です。

便意を感じても、トイレにこもりっきりで出てこられない人がいますが、 大抵踏ん張る力が足りなくて、便を排出できずに苦しんでいます。

一番良い解決策は、腹筋を鍛えることです。

腹筋が付いてくると、蠕動運動が起きた時に、 すぐにその自然な便意に従って排便することができます。

排便がスムーズになれば、便秘は完全に解消されたことになりますから、 シンプルでありながらも、腹筋運動こそがベストな方法なのです。

けれど、普段腹筋運動をしたことのない人が突然自己流で、 腹筋運動をはじめるのは無理があります。

闇雲に始めても、腰を痛めてしまうのがオチなので、 いくつかの腹筋運動の種類を紹介したいと思います。

自宅で時間のあるときにやってみてください。

とくに朝おきて直ぐに腹筋をすると、腸の大蠕動運動時間に引っかかり、 腸がさらに刺激されて便意が起こります。

腸の蠕動運動で「大」がつくのは朝の1度きりです。

こうした時間のタイミングも考慮に入れると、確実性を帯びて排便出来ます。

いろいろな腹筋方法で便秘になりにくい体に

ここでは、便秘に効果のある腹筋方法をいくつかピックアップしてみました。

体に負担のないように、最初は10回くらいから初めてみるのが良いでしょう。

一生懸命になりすぎて、肉離れになったら、便秘どころの話ではなくなります。

自分の筋肉量に応じて、腹筋運動をしてみましょう。

1・基本の腹筋運動

シットアップ法と言われる腹筋運動です。

仰向けに寝転がり、軽く膝を折り曲げます。

両手は頭の後ろに組んだ形で、起き上がりましょう。

シットアップ法は、腹筋のみならず骨盤の矯正にも効果があります。

骨盤の歪みからも便秘は引き起こされるので、 姿勢の悪い人や長時間の正座に耐えられない人などに、効果的です。

ただし、太り気味の人には腰を痛めやすい方法でもあるので、 体型に見合った回数でやりましょう。

2・足を浮かせる腹筋運動

次にクランチ法という腹筋方法です。

腰への負担が少ないので純粋に腹筋を鍛えられることからもオススメの方法です。

まず、仰向けに寝転び両手は頭の後ろに組んで、背中を床につけたまま、 両足を軽く浮かしながら、上体を起き上がらせます。

腰痛持ちならば、このクランチ法をメインにやりながら、 時折シットアップ法で腹筋するのも良いでしょう。

3・捻って鍛える腹筋運動

ツイスト法というのは、シットアップ法やクランチ法に横の捻りを加えた腹筋運動です。

腹筋運動の際に、横向きに体を捻ることで、 腹部全体を効果的に鍛えることができます。

自分のやりやすい、シットアップかクランチに横の捻りを加えてください。

腸の蠕動運動を全体に促せるので、便秘に効果があります。

まずは、通常の腹筋運動をある程度できるようになってから、 ツイスト法を試しましょう。

腹筋運動初心者でこのツイスト法をはじめるのは、何度が高いので腰を痛めたら大変です。

4・うつ伏せに寝てバタ足腹筋運動

この方法は難易度が極めて低いことと、腹筋と同時に背筋も鍛える事ができますので、 通常の腹筋運動とセットでやってもらいたい運動です。

まずうつ伏せになり、顔の下に両手を起きます。

両足を交互にばたつかせるように上下させます。

その時に、腹筋にも力を入れて両足を交互にばたつかせることで、 腹筋・背筋・お尻の筋肉を鍛えます。

簡単に出来多様な部位に効果のある腹筋運動なので、 代謝も良くなり便秘を解消してくれます。

腹筋運動をやり続けると、筋肉量も増えて、いくらでも出来るようになってきます。

それは嬉しい変化ではありますが、やりすぎには思わぬ落とし穴がありますので、 注意しましょう。

その落とし穴とはなんでしょうか。

じつは、腹筋は諸刃の剣でもあるのです。

鍛えすぎた腹筋は便秘を起こす

腹筋は諸刃の剣と言いましたが、混乱してしまう人も多かったと思います。

せっかく便秘を治そうと思い、一生懸命頑張ってきたのに今更何? と苛立つ気持ちも分かります。

しかし限度を守り腹筋することで、便秘は解消していくのです。

頑張りすぎるのは寧ろ便秘を悪化させてしまいます。

腹筋が鍛えられていくと、腸の蠕動運動が活発化するので、便秘が解消します。

そのことが嬉しくて、更なる高みを目指して筋トレを続ける人もいます。

シックスパックは男性の憧れかもしれませんが、女性にもこのシックスパック、 六つに割れた腹筋が、流行しています。

綺麗な有名女優も筋トレでシックスパックを誇るような時代ですので、 その気持ちは理解できます。

しかし、そのように筋肉をカチコチにしてしまうと、 血行が悪くなり内蔵を硬い筋肉が包むようになってしまうので、 腸の動きが不活発になってしまうのです。

これでは、腹筋が弱くて便秘になっていたときと変わらない状況になってしまいます。

また、腹筋を鍛えることで、微妙に腸の位置もズレが生じますので、 便秘が起きやすくなります。

何事も中庸が良いといいますから、 無理をしないで便秘が改善される程度の腹筋運動にとどめておくのが最適です。