私の両親は高血圧なので、トイレで大便をしようとして息むと体に良くないので、 便秘薬を処方してもらっています。79歳になる母は頑固な便秘症で、お通じがないといつも言っています。 それで、電話がかかってきて、私と電話で話をしていると便意をもよおすようで、 電話での会話中に「トイレに行ってくる」と言って、電話を途中で切ってしまうのです。
どうやら電話で話をするときに電話のところで立っている姿勢が便意を促す働きがあるようで、 母に電話をすると毎回のように「トイレに行きたくなった」と言います。 それで、何日も便通がないときには、電話がかかってきていないのに、 電話の横にしばらく立っていたりしてみることもあるということです。
父も便秘症で、病院から処方された便秘薬のプルセニドを飲んで排便しています。 高血圧なので、息むと脳梗塞になったりするリスクがあるので、 できるだけスムーズに排便することが必要だということで、便秘薬を処方されています。 確かに便秘の時にトイレで息むと頭に血が上って、倒れてしまいそうになるので、 高齢者で高血圧症の人には便秘薬は必要だろうなと思います。
父はプルセニドがあまり効かなくなったと言って、通常夜寝る前に1錠飲むものを5錠飲んでいます。 5錠飲むとなんとか便秘から解放されるということです。 母も同じ便秘薬を飲んでいるのですが、なかなか便意が来ず、 イチジク浣腸をして便秘をどうにかしているようです。 高齢者になると排便機能が低下するようで、どうしても便秘になりがちになってしまうようで、 仕方がないことなのだなと思います。
若い頃は便秘などとは言っていなかった父が便秘だと言うようになったところを見ても、 高齢者と便秘は切っても切れない仲なのだなと思います。 便を柔らかくして排便させるようなお薬も処方してもらっていて、それを使うと、 便が柔らかめになって、排便が楽だそうです。 高齢者の多くがトイレで倒れるということなので、 やはり大便の時に息んで脳梗塞を起こしたりするからだろうと思われます。
私の父が一度トイレで倒れた時も、便秘の時でした。 高齢者にはスムーズに排便できるような工夫が必要なのです。 便秘が命取りになっては困りますから、高齢者は食物繊維を多く含んだ食事をして、 自然な便通があるように心がけてほしいものです。 しかし、必要があれば便秘薬を使うことも有効なことで、 高血圧症の人は特にトイレは気をつけなければなりません。