乳酸菌でニキビを治そう

大人ニキビは腸内環境の悪化で作られる

ニキビは青春の象徴といいます。

10代~20代のニキビは心配が要らない類のものですが、 30代以降のニキビは通称大人ニキビと言われています。

主な原因としては、ストレスや睡眠不足、それにホルモンの乱れです。

こうした肉体と精神の衰えを感じる時に、腸内環境も悪化しています。

加齢に伴い腸内にある善玉菌も衰えて減少していきます。

体の免疫力が落ちてくるとさらに善玉菌は弱くなります。

腸内バランスが崩れて、乳酸菌を始めとする善玉菌が悪玉菌に圧されて、 有害物質が腸に充満していくと、その毒素は体を巡り、皮膚に汗として分泌されます。

この毒素が皮膚に炎症を起こしてニキビを増やしていきます。

腸内環境が良い時には、汗はサラサラしていて無臭ですが、 有害物質を巻き込んで出る汗はドロッとしてベタつくのが特徴です。

そして汗や皮脂が独特の生臭いような臭みを帯びてきたら、赤信号です。

その汗は腸から運ばれた、発ガン性物質を含む有害物質なのです。

いくら洗顔しても一向に治らないのは、問題が皮膚だけにあるのではないからです。

まずは、腸内環境を正常に戻して行くことが先決になります。

腸内環境が整い排便がスムーズになると、自然とニキビの数も減り、 ニオイのある汗をかかなくなります。

その変化は非常に大きなものです。

いかに、腸の健康が肌の健康と直結してうるのかが、分かると思います。

乳酸菌で体質改善をしてニキビ撃退

腸には元々100兆個もの細菌がひしめき合い、まるでお花畑のような様相を極めています。

これを腸内フローラと呼びます。

善玉菌が優勢であれば、腸内はいつでも健康で体全体も健康に保つことができます。

しかし、加齢によって年々腸内環境は悪くなり、 そのままにしていたら悪玉菌が優勢になってしまいます。

待っているばかりでは健康は徐々に損なわれて行きますから、 体質改善の意味も込めて、積極的に善玉菌を摂取する必要があります。

乳酸菌を食事の中に取り入れることで、腸内環境を整えましょう。

乳酸菌が腸内に届き、悪玉菌が増殖するのを食い止めてくれます。

ニキビを治したければ、腸内環境を整えて体質改善することが、一番早い近道なのです。

ニキビに効果のある乳酸菌とは?

乳酸菌であれば、腸にもたらす効果は同じなので、 基本的にどの乳酸菌でも健康に良く腸にも皮膚にも良いのですが、 ニキビという難敵により効果的に効くものがあったら、 その乳酸菌を摂取したいですね。

皮膚に効果のある乳酸菌を紹介したいと思います。

ピンポイントでニキビに効果があるわけではありませんが、 乳酸菌の中では最も女性のニーズに応えた乳酸菌と言えます。

肌の若返りを促進することで代謝が良くなりニキビもなくなることでしょう。

・LB81乳酸菌

最もポピュラーなプレーンヨーグルトに含まれているのが、LB81乳酸菌です。

2011年にフランスのパスツール研究所が、 日本の研究機関との共同研究の中発見したのがLB81乳酸菌です。

肌の老化防止を促し、美肌効果を認めることができました。

ブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株を組み合わせたものがLB81乳酸菌です。

肌の弾力性もアップしますので、ニキビ改善だけではなく見た目の若さにも着目できる、 女性には嬉しい乳酸菌です。

腸内にも乳酸菌特有の良い働きを行いますので、 善玉菌を増やし皮膚へのダメージを食い止めます。

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